2021.12.21 Tue Q&A回答のページ

Q40 Q41

30数年間関節リウマチを患ってきています。80歳代女性です。主に、膝、足首に炎症がありました。今は、リウマチは落ち着いていると先生からは言われています。日常生活では、入浴が大変になってきています。先生から、介護サービスを受けるように言われました。リウマチ患者の介護サービスについて教えてください。

72歳、女性、リウマチ歴14年で夫と二人暮らしです。最近家事をするのが大変になって来ています。子供も近くにいないので頼れません。介護保険などを利用できるのでしょうか?手続きは、どのようにしたらよいでしょうか?

A

関節リウマチは介護保険を使える人(「第2被保険者」)に当たり、介護認定を受けた人が介護給付を受けることができます。日常生活に介護や支援が必要になったら、役所や介護支援専門員などに相談してください。(地域の役所の保健福祉課、地域包括支援センター、介護予防センター、身近な介護支援専門員)

①お住まいの役所に申請→②担当者が家庭や施設を訪問して調査→③介護認定審査会で審査します→④認定結果が届きます(30日以内)→⑤介護(予防)サービス計画(ケアプラン)を作ります→⑥介護(予防)サービスを利用します。

利用者の負担はかかった費用の1割または2割です。利用者の負担が多くかかった時には、申請により払い戻される制度があります。その他、所得の低い方などに対して費用が軽減される制度があります。

サービスには、①在宅サービス②介護予防、生活支援サービス③介護予防サービス④介護サービス⑤地域密着型サービス⑥施設サービスと種類があり、介護度に合わせケアマネージャーがあなたに合ったサービスを考えてくれます。遠慮せずに先ずは介護申請を進めていってください。

(回答:髙橋耐子看護師)